とにかく丁寧な仕事を心がけています
大沢 外溝工事を手がけていると伺いました。加藤代表は、ずっとこの業界で?
加藤 16歳で現在の仕事に就き、以降業界一筋です。厳しい親方の下で10年の修業を積み独立しました。外溝工事以外にも、塗装・土木・解体といった建設土木関連工事全般を手がけています。
大沢 やりがいもあると思いますが、苦労する点も多いですよね。
加藤 現在、弊社には10代~50代まで総勢14名の従業員が働いていまして、その約半分が家庭を持っています。その家族も含めた全責任を持つという意味では、生半可な気持ちで経営者は務まらないと、いつも気を引き締めています。また、協力会社・親会社に対し感謝の気持ちを持つと共に、今以上の密な繋がりを大切にしていきたいと考えています。
大沢 御社の特徴も聞かせてください。
加藤 工事の仕上がりが美しいことです。多くの業者が早く工事を終わらせてコストを安く上げようとしている中、弊社はとにかく丁寧な工事を心がけています。外溝というのは家の看板であり、長い間残ります。それを手抜きするわけにはいきませんからね。仕上がりの美しさにおいて地域一番を目指していますよ。厳しくも高い技術を敢えてもらった親方にも感謝の気持ちを持ち続けています。
社名の「SR」の文字は、2人の子の名前の頭文字
大沢 そして加藤代表の持っている高い技術が、御社の若い職人に受け継がれていると。仕事のやりがいはどんなところにありますか?
加藤 私には2人の子どもがいて、それがやりがいになっています。私一人で子どもを育てているので、よりその気持ちが強いのでしょう。とにかく何かあっても一番は子ども。この気持ちを持ちながら仕事に挑んでいます。社名の「SR」の文字は、2人の子の名前の頭文字から取ったんですよ。
大沢 僕の子どもはまだ中学生なのですが、僕の経営している芸能事務所を継ぎたいと最近言ってくれるようになりました。社長のところはいかがですか?
加藤 いずれは会社を継いでもらうのが夢です。会社があるのは実直に現場仕事をしてくれている全従業員のおかげだという感謝の気持ちを常に持ち続け、その従業員の家族も含めた今後の人生・成長をしっかりと見守ることで会社を成長させたいと思っています。今後は、より丁寧に仕事をし、これまで以上にお客様に満足していただける仕事をしていきます。
代表取締役 加藤友和 聞き手 大沢 樹生
聞き手:大沢 樹生(おおさわ みきお)
株式会社ミキオオフィス代表取締役社長、俳優、光GENJI元メンバー